通信教育について

これまで准看護師が正看護師に昇格するためには、仕事を休んで学校に入りなおし、2年間学校で看護師の勉強をしなおさなくては正看護師の受験資格を得ることは出来ませんでした。
そのため、准看護師の資格を取得した後、正看護師を養成する学校に進学できずにそのまま准看護師として仕事に入ってしまえば、仕事をしながら正看護師になることはなかなか難しいものがあったのです。准看護師の中には、正看護師になりたかったけれど、経済的な事情などからその先の進学が出来ずやむを得ず准看護師として仕事をしている人が多く、その中にはいつか正看護師になりたいと希望している人も多いようです。

日本看護協会では業務内容が殆ど同じなのにも関わらず、待遇面で正看護師と差をつけられてしまう准看護師制度を撤廃し、正看護師制度で統一しようとしていますが、いろいろな方面からの反対意見もあり、それもなかなか進んでいません。
しかし、2004年、今働いている准看護師の中でも実務経験が10年を越えた准看護師を2年間の通信教育を行うことで正看護師の受験資格を与えようという制度が発足したのです。これによって進学したくてもなかなか進学できず、正看護師になりたいのに准看護師のまま働いていた人たちを正看護師に昇格させることが出来るのです。
通信教育ですから基本的には仕事しながら自宅で学ぶことが出来ますが、カリキュラムの一部に対面での授業や実習なども入ってきますので、このときばかりは仕事を休む必要があるようです。
対面式の授業では学校に通う必要があるため、通信教育だから遠くの学校でもかまわないというのではなく、近場の学校を選ぶようにしましょう。勉強の進め方などは学校によって違いがありますので、近くの学校の資料を取り寄せて自分にあった勉強方法の学校を選ぶようにしましょう。
学校の中には放送大学やインターネット補助教材のe-ラーニングなどと提携を結び、テレビやラジオ、パソコンを使って勉強しやすい環境を作ったり、遠くから通う生徒に宿泊場を提供したりしている学校もあるのでホームページなどで各学校を確認してから入試を受けるといいかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です